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  2005年の,夜が一番長い日。 
 年末の混雑のせいか,すっかり真っ暗になった夕刻遅く,郵便受けに小さな包みが届いた。 
 あっ,これ…! 
 そう,数日前,変光星観測仲間,秋田のThaさんが言っていたのだった。 
 品物を送る支度をしたけれど,荷造りしたことがほとんどなくて,終いにはガムテープでぐりぐり,って。どう見ても,まさにその包み? 
 何と,私あてだったのね(^^)。 
 るんるん包みを開くと,手作りの装飾を施した素敵な封筒に入ったサンタさんのカード,そして,2羽のフクロウさんが顔を出した。 
 あぁ,初めての秋田のフクロウだ。 
 母の故郷秋田に,私は沢山の思い出を持っている。 
 手作りの器などを売っているThaさんお気に入りの店(箱には“作舎”“craftman-house”の文字)にいた,母子のフクロウのカード立て。ある日お母さんだけ売れちゃって,残された子どもたちなのだという。 
 ようこそ,南の国へ。 
 早速ツリーの横で,わが家のフクロウ仲間に馴染んでもらった。 
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